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富山県次世代育成支援行動計画
富山県では、未来を担う子どもたちが元気に生まれ、健やかに育つ環境づくりのため、本年度新たに、地域みんなで子育てをサポートする「とやまっ子さんさん広場モデル事業」や、子育てしやすい職場環境づくりを支援する「仕事と子育て両立支援推進事業」を推進するとともに、従来から「乳幼児等の医療費助成」や「保育料の軽減」など、総合的な子ども政策に積極的に取り組んでいます。
また、職場の意識改革が重要であることから、県庁が率先して、男性職員が育児休業や連続5日以上の育児休暇を必ず取得する「応援!子育てパパ運動」に職場を挙げて取り組んでおり、県内の企業等に同様の取組みが拡がることを期待しています。
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行動計画の内容
行動計画策定指針では、計画策定にあたっての基本的視点として、「子どもの幸せを第一に考え、子どもの利益が最大限に尊重されるよう配慮することが必要であり、特に、子育ては男女が協力して行うべきものとの視点に立った取組が重要」という「子どもの視点」をはじめ、「次代の親づくりという視点」、「サービス利用者の視点」、「社会全体による支援の視点」、「すべての子どもと家庭 への支援の視点」、「地域における社会資源の効果的な活用の視点」等、8つの視点を提示して、子育て支援のための総合的な計画となることを意図している。
行動計画の内容については、策定指針の中で、「地域における子育ての支援」、「母性並びに乳児及び幼児等の健康の確保及び増進」、「子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備」、「子育て を支援する生活環境の整備」、「職業生活と家庭生活との両立の推進」、「子ども等の安全の確保」、「要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進」の7分野が提示され、それぞれ詳細な事項が示されている。
さらに、各施策の目標設定にあたっては、利用者のニーズ等を踏まえて、可能な限り具体的な目標値を設定することが必要とされている。
このように、次世代育成支援のための都道府県または市町村行動計画は、2005(平成17)年度から実施される国の「子ども・子育て応援プラン」と呼応して、「地方版子ども・子育て応援プラン」という性格を持つものといえる。
市町村行動計画及び都道府県行動計画策定指針 (2)次代の親づくりという視点、 (3)サービス利用者の視点、 (4)社会全体による支援の視点、 (6)地域における社会資源の効果的な活用の視点、 (7)サービスの質の視点、 (8)地域特性の視点 2.必要とされる手続 ○サービスの量的・質的なニーズを把握するため、市町村はサービス対象者に対するニーズ調査を実施。 ○説明会の開催等により住民の意見を反映させるとともに、策定した計画を公表。 3.策定の時期等 ○5年を1期とした計画を、平成16年度中に策定し、5年後に見直し。 4.実施状況の点検及び推進体制 ○各年度において実施状況を把握、点検しつつ、実施状況を公表。 <内容に関する事項> 1.地域における子育ての支援 ○児童福祉法に規定する子育て支援事業をはじめとする地域における子育て支援サービスの充実・居宅における支援、・短期預かり支援、・相談・交流支援、・子育て支援コーディネート ○保育計画等に基づく保育所受入児童数の計画的な充実等の保育サービスの充実 ○地域における子育て支援のネットワークづくり ○児童館、公民館等を活用した児童の居場所づくりなど、児童の健全育成の取組の推進 ○地域の高齢者が参画した世代間交流の推進、余裕教室や商店街の空き店舗等を活用した子育て支援サービスの推進 等 2.母性並びに乳児及び幼児等の健康の確保及び増進 ○乳幼児健診の場を活用した親への相談指導等の実施、「いいお産」の適切な普及、妊産婦に対する相談支援の充実など、子どもや母親の健康の確保 ○発達段階に応じた食に関する学習の機会や食事作り等の体験活動を進めるなど、食育の推進 ○性に関する健全な意識の涵養や正しい知識の普及など、思春期保健対策の充実 ○小児医療の充実、小児慢性特定疾患治療研究事業の推進、不妊治療対策の推進 3.子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備 ○子どもを生み育てることの意義に関する教育・啓発の推進 ○家庭を築き、子どもを生み育てたい男女の希望の実現に資する地域社会の環境整備の推進 ○不安定就労若年者(フリーター)等に対する意識啓発や職業訓練などの実施 ○確かな学力の向上、豊かな心や健やかな体の育成、信頼される学校づくり、幼児教育の充実など、子どもの生きる力の育成に向けた学校の教育環境等の整備 ○発達段階に応じた家庭教育に関する学習機会・情報の提供、子育て経験者等の「子育てサポーター」の養成・配置など、家庭教育への支援の充実 ○自然環境等を活用した子どもの多様な体験活動の機会の充実など、地域の教育力の向上 ○子どもを取り巻く有害環境対策の推進 4.子育てを支援する生活環境の整備 ○良質なファミリー向け賃貸住宅の供給支援など、子育てを支援する広くゆとりある住宅の確保 ○公共賃貸住宅等と子育て支援施設の一体的整備など、良好な住宅環境の確保 ○子ども等が安全・安心に通行することができる道路交通環境の整備 ○公共施設等における「子育てバリアフリー」の推進 ○子どもが犯罪等の被害に遭わないための安全・安心まちづくりの推進 |
次世代育成支援のための行動計画
2003(平成15)年7月に制定された次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画は、全都道府県及び全市町村にその策定が義務付けられたものである。
全都道府県及び全市町村は、厚生労働大臣が定める行動計画策定指針に即して、5年を1期とした行動計画を2004(平成16)年度中に策定し、5年後見直しを行うこととされた。したがって、最初の行動計画は、2005(平成17)年度から2009(平成21)年度までの5か年計画である。
また、行動計画の策定にあたっては、市町村はサービス対象者に対するニーズ調査を実施するほか、説明会の開催等により住民の意見を反映させるとともに、計画を公表することとされた。
また、各年度において実施状況を把握、点検しつつ実施状況も公表することとなっている。
地方版エンゼルプラン
1990年代の国レベルの取組としては、エンゼルプランや新エンゼルプランの策定・実施が進められてきたが、エンゼルプランの初年度にあたる1995(平成7)年、厚生省は、全国の地方自治体に対して、「児童 育成計画策定指針について」という通知を発出し、「地方版エンゼルプラン」の策定を推奨した。これを受けて、地方自治体において、自主的に地方版エンゼルプランの策定が進められた。
2001(平成13)年4月現在では、全都道府県で策定済み、1,063市町村が策定、309市町村が策定中という結果となった。
策定のスピードが遅かったことや全市町村で策定されなかった理由としては、法律上義務付けられたものではなかったことや、また、この計画に掲げる目標事業量が
