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家庭教育に関する学習機会や情報の提供
家庭教育は、すべての教育の出発点であり、子どもが基本的な生活習慣や、他人に対する思いやりや善悪の判断などの基本的倫理観、自立心や自制心、社会的なマナーなど、「生きる力」の基礎的な資質や能力を育成する上で重要な役割を果たすものである。
しかし、近年の都市化、核家族化、少子化、地縁的なつながりの希薄化などの家庭や家庭を取り巻く社会状況の変化の中で、家庭の教育力の低下が指摘されている。
家庭の教育力の向上を図る上で、親が、親としての学びや経験を通じ、家庭教育についての理解を深めることが重要である。
2004(平成16)年3月31日に取りまとめられた「家庭教育支援のための行政と子育て支援団体との連携の促進について」(「家庭教育支援における行政と子育て支援団体との連携についての調査研究委員会」報告)では、行政と子育てサークルなどの子育て支援団体等との連携による家庭教育支援の取組の必要性やその方策が提言された。
これを踏まえ、2004(平成16)年度からは、行政と子育て支援団体等の様々な構成員からなる地域家庭教育推進協議会に委託し、従来から実施している子どもの発達段階に応じた子育て講座のほか、将来親となる中・高校生に対して子育てに関する理解を深める講座を開設するなど、家庭教育に関する学習機会の提供を一層充実している。
さらに、1999(平成11)年から、子育てに関する一人ひとりの親の身近なヒント集として、家庭教育手帳及び家庭教育ノートを配布し、子育て講座や子育てサークルの研修会など様々な機会での活用を推進してきた。
2003(平成15)年度からは、これまで乳幼児編と小・中学生編の2分冊であったものを、より子どもの発達段階に応じた内容とするため、「ドキドキ子育て(乳幼児編)」、「ワクワク子育て(小学生低学年から中学年編)」、「イキイキ子育て(小学生高学年から中学生編)」の3分冊に改訂し、新家庭教育手帳として、乳幼児や小・中学生を持つ親に配布している。
改訂に当たっては、内容についても、児童虐待、携帯電話やパソコンの利用などに関する記述を充実した。




