消費や貯蓄に与える影響
経済的な需給面から見ると、需要面では、人口の減少に伴って食糧、衣料、住宅などを中心に商品への需要が数量ベースでみて減少することが予想される。
特に、子ども 関係の商品や若年層向けの商品への需要の減少が起こりうるが、全体の消費レベルでみる場合は、高齢者層の消費需要がどの程度になるかに左右されるであろう。
財政再建や社会保障制度の維持のための税や社会保険料の負担増は、現役世代の可処分所得の減につながり、消費需要の拡大に影響を与える。
また、高齢者人口の増大は、高齢期において貯蓄を取り崩して消費にあてる人々が増大することから、マクロ経済における家計 部門の貯蓄率は低下する可能性がある。
マクロ経済で見れば、企業部門に資金を供給していた家計部門の貯蓄が減ることになるので、企業の投資が制約される可能性も考えられる。
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